検定統計量から結論を導く
両側検定・有意水準 5% で母平均を検定したところ、検定統計量は z = 1.5 であった。標準正規分布の棄却限界は |z| = 1.96 である。この結果から導かれる結論として正しいものはどれか。
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検定統計量の絶対値 1.5 が棄却限界 1.96 より小さいので、棄却域に入らない。したがって帰無仮説は棄却できない(有意な差があるとは言えない)。棄却できないことは『帰無仮説が正しいと証明された』ことを意味しない点に注意。
誤答の解説
B棄却するのは |z| が棄却限界 1.96 以上のとき。1.5 は届いていない。
C棄却できない=帰無仮説を採択保留するだけで、正しさを証明したわけではない。
D有意水準を厳しく(1%)すると棄却限界はさらに大きく(約2.58)なり、ますます棄却しにくくなる。
ヒント
・|検定統計量| と棄却限界 1.96 を比べる。
・棄却限界に届かなければ棄却できない。